ペールブルーのスイッチ
爪の色が気にいると心が落ち着くのは、いつからの感覚だったかな。
数日間作っていたものをボツにしよう、と決めた昨日の夜。
”作りたい”という気持ちの割に手先が不器用な私は、昔からこういうことがたくさんあって、頭の中で思い描いたことを満足のできる形でそのまま生み出せる可能性はいつも低いんです。
考えて考えて、考えて楽しくて、作ったら思っているのと違って、それが辛くて放り出して・・・スッキリとする一方で、自分の才能のなさに悲しくなって、考えるのをやめてしまう。
そんな時、大抵うまくいくのが爪を塗ることで、昨日の夜も自分の爪を薄い青色にしました。
色を正確に伝えたくて調べたら、勿忘草色というのが一番近いですね。明るい水色に少しくすみがかぶさったような、素敵な色です。
うまくいくこと、私にとっては爪を塗ることが、「なんだあ、意外とできることあるじゃん」と思えて、新しく考え始めるスイッチになるんです。
たったそれだけのことだけど、私にとってはひとつ、これからも大切にしていきたい習慣です。
考えてみれば、はじめてマニキュアを塗った時、下手くそですぐ落としたっけな。
そうやってスイッチはだんだん増やしていくものなんだろう。
ここの更新もスイッチになればいいなと、いそいそと書いている今日この頃であります。